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決断をさせるのにやってはいけないことは…

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

 

今日のテーマは

 

決断をさせるのにやってはいけないことは…

 

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人は他人から勝手に物事を決めつけられると反発するものである。例えば、新人の営業マンなどが陥りやすい間違いに、結論を急かすという行動がある。

 

「こんなに機能的で、しかも他社の製品より安いのですから、買わないと損ですよ」などと商談相手にいきなり切り出したら一方的な結論を押しつけられているようで、相手はいい気持ちはしないものである。

一般的には、他人の意見に説得されて自分の意見を変えるよりも、他人から情報を得て自分の判断で意見を変えた場合のほうが説得効果は高いといわれている。

つまり、先ほど例に挙げた新人営業マンは,「相手に判断を委ねる」テクニックが足りなかったのである。

 

ビジネスに応用されている説得法に暗示的説得というものがある。この「暗示的説得』とは理由は説明するが、あえて結論はいわずに相手に判断させる説得方法のことで、他人に相談せずに物事を自分で決める人、自分の判断に自信を持っている人、論理的に思考する人、懐疑的な人などに効果的といわれる。

 

暗示的説得は相手に押しつけがましさを感じさせることはないが「結局、何がいいたいの?」という印象を与え、結論があいまいになる。

 

しかし、結論はあえていわず結論を導き出すのに必要な情報だけを相手に伝え、最後の結論相手自身に出させることが重要なのである。そうすると、相手は自分の判断で決めたと思い込み、自分で出した結論によって、自分で自分自身を説得するようになる。