PANUblog

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相手にとって親しみのある事象を利用する

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

 

今日のテーマは

 

 相手にとって親しみのある事象を利用する

 

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関係性の浅いクライアントと、より強い関係性を築くための最短距離。それは、プライベートの話題を共有することである。

 

ニューヨーク大学のグレーニーフィッツサイモンズは、被験者にある2つの質問をする実験を行った。まず、半分の人には「あなたの友達について聞かせてください」と聞き、もう半分の人には「あなたの同僚について聞かせてください」と聞いた。

 

そして、その後、もう少し時間をかけて聞きたいことがあるのですが、答えてくれはすか?と尋ねたところ、友達について聞いた被験者グルーブは52 %がOKしたのに対し、同僚について聞いた被験者グループはたったの18 %しかOKしなかった。

 

これは自分にとって親しみやすい事柄が前後にあると、積極的に関わりたいという願望が強くなることを証明している。この心理現象は「文脈効果」と言われ、趣味から仕事へと段階的につなげる営業手法としてもよく知られている。営業においても、人付き合い、人間関係においてもまずは、相手の心の壁を解き放つ為に、相手の興味のあること、好きなこと、聞いて欲しいことを引き出し、話をさせることが非常に重要となる。

プライベートな話を相手がすることにより、相手は自分に心を開く可能性がグンと高まり、その後の交渉など仕事の話もうまくいく可能性が増すだろう。仕事が欲しいなら、まず趣味の話から入れ!これが鉄則である。