自分の意見に相手を知らず知らず誘導するには…
皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです
今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう
今日のテーマは
自分の意見に相手を知らず知らず誘導するには…
友達と買い物に行った際、あなたが気に入った商品について、その友人がこう言ってきた。これ使ってていい物だから、こっちのほうが絶刻オススメ。こっちを買いなよ!友人はあなたの気に入っていない商品を支持している。こんなとき、どのように返事するのがいいのだろうか。
頭からいきなりおススメされた商品を否定してしまうと相手は気分が悪い。相手を不快にさせずに、自分の商品を買いたい場合はこうしよう。確かによさそうだね。でも、こっちの〇〇がかなりいい感じじゃない?意見は述べているが、はじめに相手の発言を肯定しているので交渉相手も悪い気はしないはずだ。
このいい回しは肯定してから「でも」「しかし」とつなげるので「イエス·バット法」と呼ばれている販売などで相手に食い下がるとき、この手法を無意識に使っているセールスマンも多いのではないだろうか。
相手の反感や怒りを買わずに反論できる話し方だが、多用しすぎると回りくどくなってこちらの意図が伝わりにくくなることがあるので注意が必要だ。そんなときにオススメなのが次の方法である。
そうですね。ということは、〇〇でよろしいですね?などと肯定をさらに肯定して相手の話を受け止める「イエス·アンド法」だ。相手の話したことを要約しつつ確認し、こちらの提案をする会話手法である。この手法の場合、会話を「そして」「では」「それなら」などの接続詞でつなげるため、イエス・アンド法という。
より相手にソフトな印象を与える効果がある回りくどくならずに肯定と否定を駆使してうまく逆提案できるといいだろう。営業の交渉の場面でも取引先の方の話をまずは肯定していると見せかけて、安心させておき、自分のオススメしたい道にうまく誘導するようにすると、相手も真っ向から否定されているわけではないので気分を害さなくて済むだろう