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相手の無意識を意識させることによる心理効果

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

 

今日のテーマは

 

相手の無意識を意識させることによる心理効果

 

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習慣指摘の心理的効果というテクニックだ。交渉や事前の電話などで、相手の話をよく聞いてみよう。よく分析してみよう。本人には気づかない口癖が必ずあるはずた。

 

「え~」が多い人、接続詞が多い人、語尾び特徴ふがある人など様々だ。本人に「この〇〇って言葉が多いね」と指摘してみよう。悪意はまったくなかったその一言だが、言われた人は、その言葉が出そうになる度、口ごもり、今までのようにスムーズにはなしができなくなってしまった。

 

この商談では終始、指摘された人は集中力を乱され、大事な会話で本来の力が出せずに、取り引きが失敗に終わってしまった。

 

この現象を利用した「悪癖を直す」心理学的な実験が行われた。被験者に対して爪を噛む、タバコを吸うなどいつも無意識に行っている行為を意識的に行うように命じる。すると、その行為をするたびに被験者たちは抵抗感や嫌悪感を抱きはじめ、今まで無意識に行っていたその行為をしなくなっていった。

 

スポーツの世界では、この現象を利用して、相手のミスを誘発させているようだ 。野球では、キャッチャーが打者の癖を指摘するとそのことが気になってしまい、好調だった打者が凡打の山を築く可能性が高くなる。

 

このようにライバル関係にある相手の癖を見つけて指摘できれば、その行為を気にするあまり、相手が勝手にベースを崩し、自滅してくれるかもしれない。

​営業での人付き合いや人間関係でどうしても、その相手より上に立ちたいという人がいれば、クセなどを探して指摘し、集中力を乱すといいだろう。