聞くことより、実際に見て触ることには適わない
皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです
今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう
今日のテーマは
聞くことより、実際に見て触ることには適わない
データやコミュニケーションで対象をオトす手法はいろいろあるが、実はそ
いった理屈や言い回しとは全然関係ないことが一番効果的な場合がある。
それは資料や言葉ではなく実物を直に「見せる」ということだ。例えばあるひとつの商品を売ろうとするとき、データを駆使した資料を見せるのと、実際に商品を使って利便性を見せる。どちらが効果的なのか。
実は、商品の魅力をそのままに見せたほうが効果的なのである。アムステルダム大学のバン·デン·プッテ博士は、チョコレートのアビール広告を何パターンか作成し一番好意的に反応する広告はどれかを調べる実験を行った。
その結果、被験者の8%が「このチョコレートはみんなが食べている」という社会性に訴える広告を良しとし、19 %の人が「このチョコレートはおいしい」という利益に訴える広告に対して好意的な反応を示した。
そして、もっとも多い42 %の人が好意的に反応したのは、ただチョコレートをおいしそうに食べているという広告だったのである。
この結果は、人に何かを印象づけたいと考えたときに、ただ「行為を見せる」ということがいかに重要かつ効果的であるかを実証している。
これは、商品販売、営業にもつながることだ。商品や媒体を売り込むときは、資料をただ的確に提示し、話術を駆使するだけでは十分ではない。なるべく実物を見せて、相手の興味を引きつけることが大切なのである。