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理不尽な要求をすると相手は気になり始める

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

 

今日のテーマは

 

理不尽な要求をすると相手は気になり始める

 

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異性の興味を惹くために相手に理性的なことをしてあげることは多い。しかし、逆に相手に理不尽行為をする方が効果的なことがある。このことは、アメリカの心理学者レオン·フエスティンガーが提唱した「認知的不協和理論」によって証明されている。

 

これをわかりやすく説明すると、人間は不協和状態(理不尽)にあると協和状態(納得)にするために態度や行動を変更するということである。

さらに平たく説明すれば、やらなくていいことをやらなければならないとき、人は何らかの納得できる理由づけを勝手に行なうということだ。具体的な例を挙げてみると、もし知り合いに挨拶をしたのに無視されてしまったとしよう。

 

そのとき、アナタはどうして挨拶を返してくれなかったのか理不尽に感じ、挨拶しなければ良かったと思うだろう。これが不協和状態にあるということだ。

人はこの状態に陥ったとき、「挨拶が聞こえなかったのかも」「人違いかも」と態度や行動を変換して納得し、協和状態に持っていくのである。

それでは、異性に理不尽な行動をするとどうなるのか。理不尽な好意は、できるだけ相手にとって意外性のあるもの方が良い。例えば、いつもしているはずの挨拶をしないとか、買物を頼んでおいて「やっぱりいらない」と言ってしまうなどの少し意外な行為をしてみよう。

 

ここで逆上されてしまえば元 子もないが、自分を意識してくれるようになった場合には相手は不協和状態に陥っているのである。不協和状態にあるということは、すなわち協和状態にしようと心理が無意識に動く

ということ。相手はあなたを特別な存在として意識しはじめるかもしれない。