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寝不足世界1位は日本

 睡眠不足による生産性の低下は想像よりもずっと深刻

 

仕事で生産性を高めていくためには十分な睡眠をとることが重要です。

 

しかし多くの人は、残業が続き睡眠不足に陥ることによる体へのダメージをあまく見積もっています。

 

睡眠時間が短くなりながらも仕事中眠気を感じないので自分は睡眠不足ではないと思っている人はいないだろうか。

 

何日かしっかりと睡眠をとったのにそれでも眠気がなくならないと実感している人はいないだろうか。

 

★起床後12~13時間が集中力を保てる限界

 

これについては最近はよく言われるようになってきていますが

 

朝の7時に起きる人であれば、19時か、おそくとも20時までが集中力をキープできる限界だということです。

 

さらにそれ以降になると、酒酔い運転と同じ程度の作業効率まで低下する

 

深夜まで残業して仕事をしていたとしても、それは酔っ払いが集中力を欠いた状態で仕事をしているのと同じ状態だということ

 

通勤時間なども考慮した上でさらに人間が集中力を保てる範囲内で仕事を行おうとした場合には、残業せずに定時まで集中して仕事を行うやり方は非常に合理的で理にかなっていると考えることができます。

 

★睡眠不足が連日続くとさらに生産性は低下する


1日だけ睡眠が不足した場合と比較して、睡眠不足が連日続いてしまった場合には作業効率はさらに低下していくことが示されています。

 

だからといって1日だけなら夜更かしして睡眠不足になっても構わないというわけではありませんが

 

毎日残業続きで連日のように睡眠不足に陥ってしまうと、そのダメージは日に日に蓄積されていくということです

 

生産性はどんどん低下していきますから、毎日残業続きで睡眠不足が続いている人は十分な睡眠をとっている健康な人と比べて

 

作業能率の差が相当大きく開いてしまうと考えることができます。

 

長時間残業が慢性化してしまって生産性が著しく低下している企業と、毎日十分な睡眠を確保できている健康的な生活を送れる企業とでは、同じ仕事をしたとしてもその成果には大きな開きが出てしまうということ

 

 

★作業効率が落ちているのに眠気を感じない

 


これはかなり衝撃的

 

連日睡眠不足で作業能率が低下していたとしても、本人はそれほど眠気を感じることもなく

 

生産性の低下を自覚できない場合が多い

 

睡眠不足で生産性が低下しているにもかかわらず「自分は大丈夫」と思っている人も少なからずいるでしょう

 

毎日深夜まで残業が続いて睡眠時間が足りていない人は、それに慣れてしまっていて日中仕事している時にそれほど強い眠気を感じていないかもしれませんが

 

それは自覚できていないだけであって確実に睡眠不足であり生産性は低下しているということです。

 

「そんなに眠くないから自分は大丈夫」というのは単なる錯覚だということを認識し、十分な睡眠時間を確保することが重要ですね

 

 


寝不足世界ワースト1位の日本、睡眠偏差値が低い都道府県と職業は? - BCN+R