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家事や育児の分担こそが夫婦生活を円満にする

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

 

今日のテーマは

 

家事や育児の分担こそが夫婦生活を円満にする

 

 

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昔の日本の家庭は非常にシンプルだった。男子厨房に入らずなどという一言葉もあるほど家庭内での毋業が進んでいたため、夫は外で仕事をしているだけ、妻は家事や子育てに専念すればよかった。

 

現在ではそうもいないことが多い。家事や子育ては女性に向いている行為。女性の脳は、右脳と左脳の連結が強い「マルチタスク処理」。論理的な思考と直感的な思考が同時に必要とされる複雑な作業を同時進行するのに向いている。

 

たとえば、洗濯機をしながら朝食をつくり、子どもが元気よく、ちゃんと食べているか観察して、夫に忘れ物がないか確認し、横目ニュース番組を見るというような、お母さんが普通に行っている作業は、脳がマルチタスクだからこそできること。

 

右脳と左脳の連結が弱い モノタスクな男性の脳では、とうてい対応できない。「男は外、女は内」という構図は適材適所でもあったのだ。しかし、今の日本は女性も男性と同じように働く共働きがスタンダードの時代。男性とって苦手だからと家事を疎かにするわけにはいかない。

 

家事も子育ても夫婦で分担していかなくてはならない。とはいえ、夫婦共働きが主流になった今でも、やはり多くの家庭で家事の主力となっているのは妻のほう。では,夫はそんな家事の分野で、どのように立ち振る舞っていけばいいのだろうか。

 

家事が女性の領域であることには変わりがないので、夫が妻のやり方、進め方に合わせるのが基本ルール。肝心なのは、夫側の合わせ方、妻側の指示の出し方だ。夫は本質的に気がきかない自分の特性を認識して、何かできることはない?と妻に指示を仰ぐこと。

 

会社と同じように、手が空いたら自分から仕事をもらいに行く。やり方がわからなければ取りかかる前に「どうすればいい?」と具体的な進め方を聞くこと。新入社員に戻ったつもりで、先輩である妻に手順を教えてもらう。

 

ここで注意したいのは、男性は手伝うという禁断のワードを言わないことだ。この「手伝う』というひとことさえ言わなければ、どれだけ多くの家庭が平和に包まれることか!何度も言うように、家事は今や夫婦で分担して行うべきもの。

 

「家事は妻の仕事」というイメージがあるため、どうしても手伝うというサポート的な気持ちになってしまうのもわかるが、言葉にすると女性の反感を買うことを覚えておこう。下手に出て、家事を任せてもらえるよう働きかける。

 

子どもの夜泣きなど起きてもあまり意味のない状況下と判断できる場合でも、妻に任せて眠ってはいけない。明日仕事があるから、自分は寝たほうがいいというのが合理的な判断だが、この場合は効率的であることより、育児中の妻の気持ちに配慮することのほうが重要。

 

何もできなくても、一緒に子どもが泣き止むまで起きていれば、それだけで妻のイライラは軽減される。妻にしてみれば、結果的に夫が何の力にもならなくても一緒に起きていてくれたというがんばりを評価する。

 

逆に、妻は夫のことをアルバイト新人と考えよう。家事において、夫は完全に指示待ち人間。ケースバイケースで臨機応変に対応するというような気のきいたことはできない。

 

夫に家事を頼む場合は、新人に仕事の指示を出すつもりで、何をどのように進めればいいか彼らが具体的にイメージできるよう伝えよう。

 

たとえば洗濯物を干してと言うだけでは、男性は女性が意図するところがわからない。Tシャツはハンガーにかけて, ハンカチや下着は洗崖ばさみで留めるの。こうやって引っ張ればちゃんとシワが伸びるから、全部伸ばしてから干してなど、びっくりするほど懇切丁寧に説明する必要がある。

 

実際に夫が家事を終えたら、すごく助かった! 本当にありがとう、願いしてよかったと、出来がどうであれ大げさにほめることが大切。非常に面倒だが、これが夫にうまく家事を分担させるコツ。

 

なかには、家事そのものに非協力的な夫もいるが、多くの場合は家事をミッションと認識させることで対応できる。

 

「あなたもやってよ!」と怒るのではなく、夫に響きやすい言葉を選ぶことが肝心。家事や育児は、いわばリアルままごとだ。お互いに協力してこそ、夫婦というのは円滑に営まれるのである。夫婦生活を仲良く長続きさせる秘訣は家事と育児の適度な分担が必要不可欠である。

家事をうまく分担するには

●男性は女性にこう接すと良い

仕事で上司に「何かやることありますか?」と指示を仰ぐように、すすんで仕事を探しに行こう。

妻には家事のこだわりやルールがあるので、それを尊重。上級者になったら「これやっといたから」もOK。

 

●女性は男性にこう言うと良い

子どものお手伝いと思って、丁寧に言い含める。もちろんうまく。いったら「助かる!」と褒めちぎる。あまり要望だしてもっとこうして欲しい。というと、じゃあ、自分でやれば?と拗ねられるので要注意。