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お互いの収集癖の違いを理解することが大切

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

 

今日のテーマは

 

お互いの収集癖の違いを理解することが大切

 

 

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夫婦の違いは様々なところに表れる。男性の部屋にずらりと飾られたペットボトルのおまけや似たようなデザインの腕時計。女性の部屋のクローゼットに眠る流行遅れの服やショップ袋、キッチンの棚を男も女も互いに、捨てればいいのにと言いたくなるようなモノを集める習性がある

 

収集癖として重症になりやすいのは、どちらかというと男性のほう。狩猟本能があるため、何かを狩って自分の巣に持ち帰ることで満足感が得られる。また、自分のお気に入りの趣味のモノに囲まれることで、独自の世界観をつくり上げ、演出・アピールしようとする傾向もある。棚に飾って見せびらかす人が多いのはこのためだろう。

 

このように収集癖が発揮された結果、フィギュアやカードなどのおもちゃ類、ライターやレコードなどの趣味のモノがどんどん部屋に溜め込まれていく。つまり、女性にとっては使えないものの溜まり場となる。

 

そして、男性の収集癖に火をつける販売方法が非常にうまい。例えば〇〇カードやガチャガチャのフィギュアには全15種類などのゴールがあるため、男性たちはこれは集めるミッションだ!と感じ、コンプリートしたくなる。スマホゲームでアイテムやキャラを集めるのも同じ手法だろう。

 

なかなか手に入らない「シークレットキャラ」がいたり、「期間限定」など手に入る期間や個数が限定されていたりすると、男性のコンプリート欲求はさらに加速。「大人買いだ」などと言って、大枚はたいて購入する羽目になる。もちろん女性はこの感覚を理解できない。

 

いっぽう女性が集めるのは使えるもの。流行遅れの服も着よう思えば着られるし、ショップ袋も、何かを入れる際にはたしかに便利だろう。とはいえ、流行遅れの服を本当にまた着るときが来るのか、紙袋は1つか2つあれば十分じゃないかと検証していくと、結果的には男性と同じくいらないモノを集めている。

 

女性の場合は集めるというより、使えそうなものを捨てられないと言ったほうが正しい。男性のように、喜んで集めているわけではない。夫婦で一緒に暮らしていると、お互いの理解できない収集物は実に厄介な存在だ。

 

しかし、まずは自分とは違う発想で集めているのだ。ということを理解して置くと良い。男性の収集に関しては、ある程度までの趣味レベルなら認めてあげてもいいだろう。やってはいけないのは、無理に捨てさせようとしたり、勝手に捨てたりすること。

 

男の子なら誰しも一度は、大事なコレクションをゴミだと判断したお母さんに捨てられて、悔し涙を流した経験がある。この手の悲しみを味わった男性は、その先さらにコレクションに執着するようになる。

 

 

 

 

 

絶対に触らないでと神経質になって守ろうとしたりもする。意固地になって、収集癖を悪化させてしまうのだ。それよりは、男性が飽きるのを待ったほうがずっと簡単。コレクションすべきものは次から次に現れるし、コンプリートしたら熱が冷めたかのように関心を持たなくなるのも、極めて男性的。

 

飽きたかなと感じたタイミングを狙って 一旦、片付けていい?と聞くと、意外と簡単にOKしてくれるだろう。女性に関しても、NG事項は同じ。無理に捨てさせようとしない、勝手に捨てない。

 

男性のようなお気に入りのコレクションではないため、仮に捨てられても泣くようなことはないが、使えるものを捨てられたという恨み言を何年も言われ続けるのは確実。そんな女性のコレクションを処分したい場合は、片付けなくてはいけない状況をつくるといい。

 

誰かを家に呼んだり、部屋の模様替えを提案したり。あるいは、いざというときがきたら、新しいのを買おうよ、いや買ってあげるよと説得。

 

一緒に暮らしていると、相手の謎の習慣に悩まされることは多々ある。しかし、大抵のことは、実はお互い様。相手 のことを厳しく責めたりせず、穏便な解決法を探ろう。夫婦生活をを長続きさせるにはお互い様である場合だと認識することだろう。相手の不要な収集品を処分させたいときは…

 

●男性は女性にこう言うと良い

「こういうときに便利だ」「あれが壊れたら出番がくる」など想定している妻に対して、「そのときがきたら、新しいのを買おう」「欲しいものをプレゼントするよ」と説得しよう。


 

●女性は男性にこう言うと良い

無理矢理捨てるのではなく、そんなに大事な物だったら、壊すといけないからあっちの部屋に持っていっていい?など、徐々にしまっていき、飽きるのを待とう。