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男性は子供になり女性は母になる

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

 

今日のテーマは

 

男性は子供になり女性は母になる 

 

 

 

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ある哲学者は、人間には男性・女性・母性の3つの性があると説いている。男性は生まれてから死ぬまで一生男性のまま。しかし、女性は子どもを産むと「母」という別の性に生まれ変わるという。一生子どもでいたい男は、女に「母親役」を求める。

 

基本的に男性は、一生子どものまま。女性のように子どもを産み、育てるという経験をしないため、いつまでも成熟せず、気分は子どものまま。どんなに男性が大人ぶっていても、心の底では大人になんかなりたくない。遊んでいたいと思っている。

 

そして、男は全員多かれ少なかれマザコンだ。いくつになっても、どんな立場にいても、近しい女性に母親役を求めて甘える。外ではピシッと仕事をこなす男性が、家では頼りなくだらしないお父さんに豹変してしまうのは、妻に母親役を求めて甘え切っているから。

 

結局、男がいちばん好きな女性は自分が何をしても優しく見守ってくれるお母さん。そのため男は、いつの間にか妻のことを新しいお母さんだと思うようになる。これは、妻が20歳年下だろうと同じこと。ただ若いお母さんになるだけだ。

 

一方、女性はこの状況に耐えられない。なぜなら女性は、いつまでも女でいたい。女性が母親になるのは、子供が育つまでの期間限定なのである。子どもの手が離れるまでの間だけ「母」になる。そのため、ある程度子どもが育ってくるとお母さんや奥さんと呼ばれる分に違和感を感じ始めるし、セックスレスも不満。

 

夫が自分のことをお母さんやママと呼び、自分が面倒を見なければならない状況にも違和感を感じる。母から女にスイッチが戻る瞬間だ。小学生の頃から、女の子の精神年齢は同い年の男の子よりもずっと上。早々に誰が好きと恋話を始める女の子に対して、男の子はアニメやサッカーの話に夢中。

 

中高生になると男子も恋話らしきものをし始めるが、残念ながらメインは性欲。彼らの好きもかわいい、簡単に言うとやりたいということなのだ。女子の考える「崇高な心のやりとりとしての恋愛』とはまったく別物。残念ながら彼らの精神年齢が女性に追いつくことはない。

 

結婚、出産とライフステージが変わっていくたびに成熟し、変化する女に対し、男は何も変わらない。私は大人になって、母の役目もしてるのに、どうしてあなたは変わってくれないの?不満が出てくるのは当然だろう。

 

いつまでも子どもでいたい男性と、いつまでも女として扱われたい女性が仲よく暮らしていくためには、お互いが望むように接していくしかないだろう。夫を喜ばせるためには、相手は子どもなのだと認識して、友達のように一緒に遊んであげるのがいちばん。

 

交際中は女性も男性の遊びにつき合って、趣味を一緒に楽しんだり、仕事の話を聞いてあげたりしていたはず。結婚して一家庭というパートナーになったとしても、少しは彼らと楽しみを共有しよう。ちなみに、男性にとって仕事は趣味や遊びのひとつ。

 

一仕事でうまくいったという妻からしたらつまらない報告も、彼らにとっては楽しい会話である。一方は夫は、交際中と同じように妻を「恋人」として扱うこと。

 

相手は現実モードにの顔になっていますが、心の底では女として扱われることを望んでいる。何かと気苦労が多い。そのことをわかってあげて、記念日を大切にしたり、たまには子ども抜きでデートをしたり、記念日ではない日にサプライズでプレゼントを贈ったり。一般的に言うキザなことをしてみましょう。間違いなく喜んでくれるだろう。

 

ただし、子どもを産んだ直後の女性は、ホルモンの関係で完全に「母」になるため、どんな恋人演出も効果がないという説もある。しかし、それはホルモンが原因なのであって、妻が別人になってしまったわけではない。

 

いつかは終わることなので、その間は男性も子どもでいたい自分を封印して、良き父、良さ夫の顔になり、子育てに協力しよう。「母」である期間に夫がどれだけ協力してくれたかは、その後の長く続く夫婦関係に大きく影響する。

 

ここでの失点は、あとで取り返せない。気合いを入れて臨みましょう。夫婦生活を仲良く長続きさせる秘訣は男は子供、女は母になることをお互いに理解しあうことだろう。