コントラストの原理を使用する効果とは…

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

今日のテーマは

コントラストの原理を使用する効果とは…

会議の場で周囲に埋没してしまっている自分を、何とか目立つようにしたい。みんなから一目置かれる存在になりたい。そんな願望を持っているあなた。

もちろん、誰もがうなるような意見がでればいいのだが、残念ながらそんな立派な意見も提案ももち合わせていない。そういう場合に便利なトリックがひとつある。それは、誰かが発した意見に対しどんなものでも否定してしまうというテクニック。とはいっても何ら真っ向から否定する必要はない。

誰もがうなずくような正論を発した者がいれば「おおむね賛成できるのですが、ただ一点」 とアラを探して部分否定してしまえばいい。それだけで、あえて誰も指摘しなかったような欠点をその場で提示した人間として、おのずと注目されるだろう。

心理学ではこれを「コントラストの原理」と呼んでいる。

これは、はじめに目にしたものと次に目にしたものが違っていたとき、人間は実際以上に差異があるように感じてしまう傾向を指す。

例えば10000円のものと13000円の品物を見て、後者をちょっと高く感じてしまうのは「コントラストの原理」のためだ。

セールスマンはこれを応用して、車のような高い買い物をした顧客に、カーナビなどのオプションを添付販売する