男性は勝敗を読み、女性は空気を読む

皆さんこんにちは心理カウンセラーPANUです

今日も皆さんが抱える人間関係や人生の悩みを一緒に解決していきましょう

さて今日のテーマは

男性は勝敗を読み、女性は空気を読む

会議を行っていると、まったく意見が出てこない重たい空気になることがある。「困ったなぁ」と思いつつ、誰かが発言して流れを変えてくれないだろうかとみんな男性と女性が会議で沈黙する理由は毎回同じ。

男は序列を読み、女は空気を読んで口を紡ぐ。男は勝ち負けが命、女は和やかムードが命男が気にしている「序列」とは、男性が属する「縦社会」の上下関係のこと。自分の出世も気になる男性は、誰がこの会議の議論をリードしているのかを見ている。できればその強い意見に乗って、自分の立場を有利に運ぼうとする。https://www.pexels.com/ja-jp/photo/3153198/

そして、そのためには、こびへつらうような発言も平気でしますし、上司など偉い人の顔をつぶす発言をしないよう、細心の注意を払う。効率重視と言いながら、序列を守るためには効率も平気で犠牲にするのが男社会。女性には理解できないことですが、男にとっては会議も仕事というゲームのひとつ。勝つために発言することもあれば、負けないために口をつぐむこともある。

一方、女性が気にする空気とはその場の雰囲気や参加者の気持ちのこと。女性は和を重んじる横社会で生きているので、仲間と気持ちよく会議を進めたいと思っている。発言の内容よりも、その結果生まれる感情を重んじる。

男性のように発言に勝敗を求めない代わりに、状況や空気を察することが重要な為、反対や対立を何より嫌う傾向にある。この為、話が全く進まないこともしばしば。和やかムード命の女性たちは特に負の感情への感度が高く、自分の意見を通すことは二の次で、場の誰かの気分を害さないことが一番重要となる。

会議が煮詰まったときには、男と女それぞれの得意分野で助け合うといいだろう、たとえば女性は、使えない意見を出したらライバルに見下されてしまうと怖がっている男性の代わりに、あえて初歩的でお気楽な意見を言ってみるのもひとつの手。ピエロになれとまではいわないが、ハードルを下げて男性に発言する勇気を与える。

女性が気を付けることは、周囲の気分を気にして、否定をせず、すべての意見にいいよねと言い合うので、なかなか方向性が定まらない。また、決まったように見えて、何も決まっていないということが大いにあるので、最終的な局面で誰の案でいくのかとなり、破綻することもある。

お互いの特性を活かして「和」と「活発な議論」の両立を会議が煮詰まったときには、男と女それぞれの得意分野で助け合うと素晴らしい会議になる。男性も男性で、もっと自由な意見をの一点張りでは、一度固まった空気はゆるまない。

ちょっとお茶にしようかなど、その場の雰囲気がよくなるような提案をすれば、萎縮していた女性たちも口が軽くなる。沈黙が続く会議は、男性にとっても女性にとってもストレスのもと。お互いの心がけで、盛り上げていきましょう。