嗅覚を駆使して、交渉相手との壁を失くす
皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです
今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう
今日のテーマは
嗅覚を駆使して、交渉相手との壁を失くす
ビジネスでの交渉事,大事な話をしたいときには、ホテルのラウンジなどで話をする人も少なくないのではないだろうか。
フロアには季節の花がかざられ、ゆったりとしたBGMが流れる。手元には、香りの良いホットコーヒーが1杯。
真剣に意見交換をしたいときにそんな人の出入りの激しいラウンジでと思われるかもしれないが、実際、会議室などの個室で長時間議論を重ねるりも、心が落ちついているほうがスムーズに話が進むことが多い。
ここでカギとなるのは、目の前に置かれた1杯のコーヒー。人は心地良い香りをかぐと、心がリラックスし、人に反発したりする気が起きにくくなるのだ。
たとえコーヒーが嫌いでも、空腹の夕食前に、レストランから漏れる料理のいいにおいにお腹をぐーっと鳴らした経験は誰でもあるはず。
人の感情は、自分が思っているよりも、ずっと香りに左右されているのだ。
アメリカの大学教授が行ったこんな実験がある。被験者を10人ずつのグループに分け、それぞれ良い香りが漂う部屋と無臭の部屋に入れる。
その後、10人をさらに半分に分け、ひとつの議題について討論をしてもらった。
良い香りの部屋で議論を行ったグループはお互いに歩み寄り見せたりしながら結論を出したが、無臭の部屋のグループは、お互いが主張をいい張り、決裂のまま議論が終了したという。
首を縦に振らずに交渉がまとまらない商談相手がいたら、ホットコーヒーを武器に話し合いすすめてはいかがだろうか