契約成立の最後の一手は相手を認め褒めること
皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです
今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう
今日のテーマは
契約成立の最後の一手は相手を認め褒めること
誰であっても「褒められる」と悪い気はしないもの。褒められて気分がよくなると、脳には「嬉しかった」という信号が送られるからである。ただし、褒められ続ければいいというわけでもない。
大人はしかるべき場所やしかるべきタイミングで褒められないと嬉しいという気持ちには至らないのだ。逆にタイミングを間違えると「そういって馬鹿にしているのだろう」と脳内に怒りホルモンと呼ばれる、ノルアドレナリンが分泌されてしまう。
人間は自分たちのことを価値ある存在だと思いたい欲求がある。それを自己重要感と呼ぶ。この欲求はただ褒めてあげればいいというものではない。「相手のいいところを見つけてあげる」「相手を認めてあげる」ことが必要になってくるため、相手のことを見る力が必要になってくる。
この感覚を研ぎ澄ましていると相手の身に着けている物、所持品、相手の属性やセンスなどあらゆる面が見えてくる。ビジネス上の契約など、ここぞという場面の前には、褒めることを繰り返して相手の気分を上げておくと良い。
「そのスーツのデザイン、カッコイイですね」「そのスーツを選ぶなんてセンスいいですね」どちらの発言が相手の自己重要感を刺激し、好印象を与えられるだろうか。1つ目がスーツを褒めているだけで人物を褒めていないのに対し、2つ目はスーツを身に着けている相手のセンスを褒めている。
後者には「私はあなたの物を選ぶセンスが素敵なことをわかっていますよ」というメッセージが込められているのだ。
ただ〇〇がすごいですね!ではなく、なぜ、どうすごいのかを示して相手を褒め殺そう。営業でも人付き合いの苦手な人も相手をよく観察し、タイミングよく認め、褒めることが非常に重要である