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相手の記憶に強く残すテクニックとは…

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう

 

今日のテーマは

 

相手の記憶に強く残すテクニックとは…

 

アジテーション, アントレプレナー, うるさい, エールの無料の写真素材

 

 

部下がミスをしたときに、「今回は仕方ないが次はミスしないようにがんばれ」と上司が励ます光景をよく見かけるが、そうやってハッパをかけられても、たいていの部下は同じミスを繰り返してしまうものだ。

 

そんなときには「失敗してもいい どんどん失敗して成長してくれ」と励ましたほうがいい。この方が、部下は肩の力を抜いて仕事ができるからである。
 

アィーメン·カレッジの心理学者のR-シンバロは、大学生に60の単語を記憶させるという実験を行った。

そのとき、半分の学生には「忘れていいから」と声をかけておいた。記憶の実験だからといって、ムキにならなくていいと念を抑したのだ。残りの半分の学生にはきちんと覚えるようにとプレッシャーをかけた。

 

すると、「きちんと覚えるように」と言われたグループの記憶した割が60、6%に対して、忘れていいと言われたグループが61·8%と、逆説的だが忘れていいと言われた方が高確率で単語を記憶できることが判明したのだ。

 

このように、部下を励ますときには「次はがんばれ」などとプレッシャーを与えるよりも、「何度でも失敗していいぞ」とリラックスさせるといいのだ。部下になにか伝えたい、理解させたい、というときには絶対に忘れるなよ!というのではなく、忘れてくれてもいいんだけどくらいのラフさをもって伝える方が効果的だろう

 

人間のやることに完璧なことはなく、成功することよりも失敗することの方が圧倒的に多いのだから、部下の肩の力を抜くためにも、プレッシャーを与えるだけではダメなのである