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職場の悩み 男女の違い 会話の違い編

皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです

 

今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう


今日のテーマは

 

職場の悩み 男女の違い 会話の違い編

 

 

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男と女の思考回路には、それぞれに傾向がある。女性はできるだけ個別のケースに落としこんで「具体化」しようとする。男性はルールや規則性を見出して「一般化」しようとする。この真逆の性質のために、男女の会話はかみ合わなくなる。

 

そもそも男性と女性とでは、会話の目的が違う。女は「おしゃべり」そのものを続けることが目的。楽しく情報交換をして、共感し細かい部分まで話合ったり、刺激されたりして話を長く続けることを望んでいる。できるだけ具体的に話すし、聞いている人の感情に訴えるため、自分がどう感じたかという部分を強調する。

 

それに対して男の会話は、ある意味試合。情報交換という目的はもちろんあるが、男性と話していると、彼らが要するに、つまり、一般的になどの言葉をよく使うことに気づくだろう。結論、 答えを出せば、勝ちであり、終了。

 

男性は早く勝って会話を終わらせるために、すばやく「スマッシュ」を決めようとしている。これでは、女性のおしゃべりラリーに対して「いつ終わるんだよ……」とイライラして当然だし、ラリーを楽しんでいる女性側が男性のスマッシュに「やめてよ!」と怒るのも当たり前。

 

男性は何かを判断するときに「結果」を重視するようにできているので、そこに至るまでの複雑で面倒くさいことは大嫌い。効率よくシンプルに物事を進めるために、ルールや規則性を探したがる。どんなことにでも当てはまるルールを1つ作って、それだけですべてに対応するのが男性の希望。

 

一方、女性は何かを判断するときに細かいプロセスを大事にする。一般化されたルールよりも、その場その場を大切にするので、想定外の事態にも臨機応変に対応することができる。ただし、目標を見失うほどにディテールが気になってしまう弱点もあり「木を見て森を見ず」とバッシングされがち。

 

しかし、女性も女性で、ルール化したがる男性を内心バカにしている。「全部にあてはまるルールなんてあるわけない」というわけだ。女性は「ケースバイケース」で対応するのが得意なので、ルールにこだわる男性の気持ちが理解できない。

 

それに対して男性は女はいつだって場当たり的だ!と批判してと、両者の言い争いにはきりがない。男女が互いを否定し合っているうちは、意味のない堂々めぐりが続くだけ。思考回路を利用した、お互いに響く話し方をマスターしよう。

 

まず男は、女の会話のラリーに乗ること。できるだけパーソナルな感情に響くよう、細かく具体的に話をする。たとえば、営業利益の目標が来月から100万円になったからよろしくお願いしますと結論だけ伝えるのではなく、その前段階から丁寧に。ストーリー仕立てで臨場感のある話し方をする。面倒くさいと思っても、この伝え方をすれば女性の理解度はぐっと上がる。

 

女性は、男性との会話に「ラリー」を期待しないこと。なるべく最短距離で結論にたどりつくよう、具体ベースではなく抽象ベースで話しをしよう。要するにとか一般的にと言う、男性的な単語を使うだけでも効果がある。ある程度のスピードが求められるビジネスの現場では、女性が男性の一般化スタイルを習得するのが近道。

 

とはいえ、アイディアをふくらますような場面では、女性の具体化のスタイルが大いに役立つ。どちらの話し方もマスターして、場面で切り替えていけるのが理想である