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会話で使える間の活用方法

こんにちは 心理カウンセラーの高橋です

 

今回は会話における間の使い方をご紹介します。

 

重要なプレゼンや会議になればなるほど、緊張して言葉がつまったり変な間まができてしまったりするものです。

 

ビジネスシーンのみならず、人前で話す機会は人生で少なくない。結婚式のスピーチしかり、ミーティングの発言もしかり人前であがってしまうのをコンプレックスに思う人は多い。

 

学生時代を思い出してみてほしい。授業中黙々と授業を進めていた先生が急に沈黙して、それに注目するように生徒たちも静かになっていった。覚えはないだろうか。この沈黙こそがキーポイントなのです。

 

話すはずの人が突然、沈黙すると聞き手は無意識に発言者に注目するという心理効果があるのです。

 

今まで嫌っていた「間」が発言者の大きな武器になる。話の途中で沈黙してしまうと「しまった、気まずい」と思ってしまうものだが、このときこそマイナスをプラスに変えるチャンス。

 

「しまった」という表情を出さずに、心を落ち着かせて話を再開しよう。すると間き手側は、「間」を新しい話題を展開するための重要な合図と受けとり、しっかり聞こうという心の準備をしはじめるのです。

 

1秒の間には意味を区切る、息継ぎなどの意味があり、2秒は話の転換、展開や強調したい語句はさむときに、3秒の長い間は反応の確認や期待をもたせる問として認識される。

 

また、話に緩急をつけると聞き手は話し手を知的で魅力的なんだと思い、話している内容もいい印象に感じる。

 

話上手な人の話を聞いていると適した箇所で間をとり、要点を強調してテンポよく話を進めています。

 

聞き手の心理を巧みに操れる「間のとり方」はぜひとも習得したいテクニックでしょう。