集団の団結力を高める方法とは…
皆さんこんにちは心理カウンセラーのPANUです
今日も一緒に人生の悩み、人間関係の悩みを解決していきましょう
今日のテーマは
集団の団結力を高める方法とは…
学生時代などに、普段はさほど一体感のないクラスが体育祭になると一致団結したという経験がある人は多いのではないだろうか。これは普段はまとまりのない集団でも共通の敵やライバルがいると団結力が強くなる傾向にある。
ライバルに勝ちたい 、負けたくないといった欲求を集団が共有することは、組織のモチベーションを高め、能力を向上させる原動力になるのである。
ただし、すべてを勝ちと負けで判断し、自己の集団と対立するものすべてを敵やライバルといった概念 でとらえることは、自分たちの価値観や文化を中心にものごとを考える「エスノセントリズム」に似た、せまい価値観にとらわれる危険性もある。
そのような狭い価値観にとらわれると、異なる集団や見知らぬ人々の中では安心感が得られなくなり、慣れ親しんだ集団の中に閉じこもるようになってしまう。そして、そのような個人や組織が、変化や競争の激しい現代社会の中で成長していくことは難しい。
組織は、新しい考え方や多様な価値観を受け入れ、分析、学習することで、さらに可能性を広げ、蓄えることができるのである。
そのためには、組織にとっての共通の敵 を作りながら、その集団の何にどう勝ちたいのかを明確にしたり、この部分は絶対に負けない!と決めたりすることが重要だ。そして、ときにはライバルから学び、盗むくらいの度量の広さとズルさを身につけることが勝ちに一歩近づくための鉄則なのである。